ALL-ONE MAGAZINE #1
AKEMI RODRY
モデル
使う人、つくる人、そして地球。
すべてにやさしい1つの石けんが

気づかせてくれたこと

ドクターブロナーのカラフルな製品ラベルには、「オールワンビジョン」。すなわち、「争いや差別のない、1つの平和な世界」を願う、創業時からのフィロソフィーがしたためられている。
 
ここでは、そんなブランドの想いに共鳴し、平和や環境へやさしい眼差しを向けながら、小さな歩みを続ける人々にフォーカスを当てる。
 
まず最初にご登場いただくのは、企業広告やテレビCMをはじめ、さまざまなメディアで活躍する、モデルのAKEMI RODRYさん。彼女が見据える“ビジョン”とは?

1.「環境問題は全て、自分に直結している」

日々、いろいろな場所へ赴き、多様なファッションに身を包む。ロドリーさんにとって、モデルという仕事のやりがいは、そうしたさまざまな体験を積み重ねられることにあるという。

「私は本来、全く行動派ではないんです(笑)。自然の中で一人、ボーッとしている時間が、本当は一番好き。だからこそ、仕事を通じていろいろな経験ができることはありがたいし、私生活での自分にもプラスになっていると感じています」。
 
もうひとつ、彼女がライフワークとして取り組んでいるのが、2年ほど前から始めたという環境活動だ。リサイクル素材を使った製品を選ぶことに始まり、SNSによる発信やフリーマーケット、海や街でのゴミ拾いといった手近なアクションはその一例。引いてはアフリカで本格的な支援活動を実践している方や、世界中で活動をしている環境活動家を招いた講演会を企画することもあるそうだ。

「コロナ禍で時間ができたことを機に、環境問題について調べ始めたのがきっかけです。海洋汚染のこと、森林火災のこと、アニマルライツのこと。今地球で起こっているさまざまな現実に触れて感じたのは、『環境問題って全てが繋がっていて、自分の生活に直結しているんだ』ということでした」。

ブラジルにルーツを持つ彼女が特に心を痛めたのが、アマゾン火災の問題。単なる自然破壊というのはほんの一面で、そこで暮らす先住民の人たちの人権問題や、動物の扱われ方など、多くの問題が付随していることに気づかされたという。

「一番難しいのは、本当の“悪”がいないこと。だから自分の主観だけで物事を見てはいけないし、言葉にして発信するにしても、ものすごく慎重さが求められますよね」。
 
環境問題と向き合うようになって以降、仕事に対するモチベーションも変化した。

「いちモデルとして、環境問題を伝えていくにはどうすべきかを意識するようになりましたし、まずは、より多くの人の目に触れる機会が増えるように努力することが大事だなって。私は言葉で表現するのが得意ではないぶん、今はそこにやりがいを感じています」。

2.「動物にやさしくない世界は、自然や人にもやさしくない」

環境への意識の高まりと呼応するように、ロドリーさんが取り入れるようになったものの一つがマジックソープだ。

「ちょうど2年前くらいです。『実はコレって環境にもすごくやさしい石けんなんだよ』って、友達に教えてもらったことがきっかけで興味を持ちました。特に愛用しているのは、大容量ボトルのLサイズ。小さいサイズを使い続けるよりも、Lサイズを使った方が、使うプラスチックの量を抑えられるから、すごくいいなって」。

洗顔、ボディソープ、ハンドソープ、シェービング、食器洗い、食べこぼしのお洗濯、メイクツールの洗浄、家のお掃除、野菜や果物洗いなどなど、その名の通り、1本で何役もこなす、“魔法の石けん”。優れた洗浄力は言わずもがな、環境への配慮は製法にも徹底されている。
 
天然由来成分100%で、合成添加物を一切使用していないこと。厳選したオーガニック植物オイルを使用し、自然にやさしい生分解性が高いこと。ボトルは100%リサイクルプラスチック。開発・製造過程における動物実験も、もちろん一切行なっていない。

「環境にやさしいことをうたう洗剤って、あまり汚れが落ちないイメージがあって、実際にそういうものを使っていた時期もあったけど、マジックソープはシンプルに洗浄力がめちゃくちゃ高いんですよね。顔や体以外にも、食器や野菜、メイク道具、スニーカーなんかも洗えて、服のシミや床掃除なんかにも使える。とにかく何をするにもコレです」。

4歳になる愛犬のウォルターにもうってつけだ。以前は市販のシャンプーを使っていたそうだが、「肌にやさしい」ということでマジックソープに変えてみたら大当たり。散歩から戻った後、マジックソープでキレイにしてあげるのが日課になっているそう。

「マジックソープは香りも良いので、ウォルターを洗う時はあえて、香りのあるものを使うこともあります。一方でエサ用のお皿を洗うときは無香料のベビーマイルドにする。そういった使い分けができるのもポイントですね」。

動物にやさしくない世界は、自然や人に対してもやさしくない。ウォルターとは彼女にとって、そんなことを気づかせてくれる存在だ。

「フェアトレードや環境に配慮したものにこだわって作られていることや、ブランドとしての姿勢に共感するところもめちゃくちゃあります。製品を使う人はもちろん、生産者の人権や労働環境にまで目を向けていることが、自分の大切にしたいこととリンクするし、ハッと気づきを与えてくれる。そういう意味でもリスペクトできるブランドです」。

環境活動に取り組むようになってから、ロドリーさんが痛感していること。それは、自分にとっての正義の反対は、もう一つの別の正義で、あるいは自分の正義は誰かにとっての悪かもしれないということが、世の中に数多く存在することだという。
 
「結局、“悪”なんてないんだと思うんです。だからこれからも、それをわかる人でありたいし、怒りを抱くことなくニュートラルに物事を捉えられる人でありたいと思っています」。

PHOTO:Akane Watanabe
EDIT&TEXT:Soichi Toyama

PICK UP ITEM

マジックソープは、23年連続全米売り上げNo.1のオールインワンオーガニックソープ。
S(237mL)・M(473mL)・L(946mL)の3サイズ展開で、使う場所や用途に合わせて選びやすい。

ロドリーさんは、最も環境にやさしいLサイズがお気に入り。 SPINS社調べ 2000年~2022年。ナチュラルソープカテゴリー(2023年5月時点)

■プロフィール
AKEMI RODRY(アケミ・ロドリー)
 
1991年生まれ。15歳の時から活動をスタートし、15年以上のキャリアを持つ人気モデル。大手企業のCMや広告、ファッション誌などを中心に幅広く活躍している。

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