My Road

 
僕がこの旅に参加したいと思った理由は未だ見ぬ世界の素晴らしい波に乗りたいからです。

 

 
僕は旅へ行く約4カ月前、1年7カ月の間オーストラリアNSW州にあるバイロンベイという街を拠点に一台のVAN(ハイエース)を知り合いに頼んで改造し、中に薄めのマットレスを敷いて、サーフィンに必要な道具と最低限の生活用品で生活をしていました。初めは不便もありました。けれど、本当に様々な人に出会い時に助けられ、数ヶ月が過ぎる頃には沢山の知り合いが増えて、波乗り仲間ができて本当に来てよかったなと、僕はこの体験から波乗りの違う一面を感じました。

 
そしてキッズをコーチングしていたダイとオーストラリアで偶然に会い、モロッコの旅の話を聞き、誘ってもらえて今に至る。話が長くなって申し訳ないのだが、そこから今まで旅は繋がっている。
 
今回の初めの旅先、モロッコでは観光名所のマラケシュから始まり、アガディールやダガズードを目指しました。モロッコの第一印象は乾燥していて周りに緑がなく、まるで火星の様な惑星にいるイメージ。例えるならスターウォーズの世界。

 
初日巨大な迷路の様な街マラケシュを散策し、道に迷いつつも11日間のモロッコ滞在でベストとなるタジン鍋を食べられた場所。

 

 
次に訪れた小さなサーフタウン"タガズート"で知り合ったロコサーファー通称ソウルアーチは波乗りの話からオーストラリアの共通の友人もいて直ぐに打ち解け、後日一緒に波乗りをし、自宅のBBQにも招待してもらえた。

 
言語を越えて良くしてくれた事に本当に感謝しかない。彼らが日本に来たらできる限りケアしようと思う。
 
この旅でまた色々な人と繋がった。まだ他にも知り合った仲間はいるのだか、残りは映像で観て頂けたら嬉しい。

 
いい波に乗りたいと思う事から始まる僕の旅。
 
僕にとって波乗りとは波に乗る事でマインドをリセットしてくれたり、様々な世界を知り体験させてくれたり、またコミュニケーションのツールにもなる。

 
日本で行われる2020年にサーフィンはオリンピック競技に選ばれ、競技として今以上に注目されると思います。

 
そんな時、競技以外のサーフィンの一面を自分を通して知ってもらえたら、サーフィンや海、ひいては自然に対して興味が湧くきっかけになれば嬉しいです。
 
サーフィンのコミュニティは非常に多様。今世界的にサーフィンが知られ、サーファー人口も増えている中でサーフィンライフを楽しみ、そして最大限に自分の人生にいかせたらいいなと思います。
 
齋藤 久元

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